尖った先に見えるもの

私は昔から、都内で働きたいと思っていました。
20歳から27歳まで地元のBARでアルバイトをしていて、常連さんはみんな目上の方ばかり。

当時相当の無礼者だった私にも人生の先輩方は本当に良くしてくれて、楽しく毎日を過ごしていたけれど・・だけどいつまでも地元にいる事が嫌で、みんなの声に耳を塞ぎ、BARを辞めて都内のカフェで働き始めました。

新しい世界はすごく楽しくて、たくさん知識も増えたし自分にとってプラスになるような出会いもたくさんあったし、都内にでて本当に良かったと思いました。

どんどんステップアップして、原宿の某パンケーキショップで働きはじめて3年、2号店オープンとともに店長になりました。
テレビや雑誌の取材も受け、遠方からいらしてくれるお客様への対応に追われる日々で立ち止まる暇なんてなかったです。

地元の人とは連絡を取らなくなっていました。
本当に忙しかったです。

だけどある時から急に身体の自由が利かなくなり、体調不良の連続で。そして病を発症し、現場に出ることが出来なくなり、精神的にも辛くなり、パニック障害になりました。

挫折です。当然現場は大変な事になり、みんなに掛けてしまった迷惑を思うとさらにパニックに陥り電車にも乗れなくなりました。

夜もよく眠れず、いろんな睡眠サプリを試しました。
ここにあるのは全部試したんじゃないかな・・・→昼眠いsleepy.net

でもそんな事は恥ずかしくて、誰にも言わず隠して過ごす日々で。

2ヶ月ほど経った一週間前、BAR時代とても仲良くしていた友達と久しぶりに飲むことになり、その帰り道真剣な顔で、辛いことがあったら言え、と言われました。どこから何を聞いたんだろうこの人は、と最初は笑ってごまかしていたけど、気づいたら泣いていた私。
そして友達も泣いていました。

どうして私は、何をそんなに遠ざけていたんだろう、こんなに思ってくれる友達がいるのに、なんて馬鹿なんだろう、と心の底から恥ずかしくなりました。

今でも都内に憧れはあるけれど、大切な順位は変わったのだと思います。
地元ってこんなにあったかいものなんだ、好きなものなんだ、と心から思えます。

今日も友達から連絡がありました。
たわいない話をする、人と繋がるって、本当に大事なことだと思いました。

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